前回試験の影響と、英作文への恐怖
前回の2023年10月の英検1級受験では、得意だと思っていた英作文で大きく失点しました。
それまで英作文で大きく崩れた経験がほとんどなかったこともあり、この結果は想像以上にダメージが大きく、英作文を書くこと自体が恐くなっていました。
「もう自分は、一次試験に通過できないのではないか」
そんな考えが頭から離れず、2024年1月の受験申し込みも、期限ギリギリまでずっと迷っていました。
それでも最終的に申し込みをしたのは、心の底に「このままでは終わりたくない」という気持ちが、確かに残っていたからです。
試験直前まで対策できなかった現実
受験を申し込んだものの、英作文に対する恐怖感はその後も完全には消えませんでした。
結局、一次試験の2週間ほど前までは、英作文の対策はほとんどできていなかったと思います。
「書くのが恐い」
対策したくても向き合えない。
という感じでした。
ただ、試験が近づくにつれて、少しずつ気持ちに変化も出てきました。
「もう余計なことは考えず、もう一度だけ書いてこよう」
そんなふうに、半ば開き直ったような心境になっていったのを覚えています。
この時期に、これまで練習したことのないトピックを何本か書いたことも、結果的に良い気分転換になったのかもしれません。
本番で強く意識していたこと
試験当日、外は雨が降っていました。
2024年1月の本番で出題された英作文のトピックは、
「人類の問題解決に科学を頼るべきか?」
というものでした。
私は「解決のために活用すべき」という立場を取りました。
このとき、私が最も強く意識していたのは、
「とにかく内容と論点が逸脱しないこと」でした。
前回の失敗から、英検1級の英作文では、トピックに対する「内容」がズレると、
構成や語彙、文法といった他の評価項目の点数も伸びにくくなるのではないか、と感じていました。
そのため今回は、前回のように難しい語彙を無理に多く詰め込むことはせず、
英検1級レベルでは有効とされる分詞構文(, ~ing)も多用しないよう意識しました。
構成は過去の英検の公式解答を参考にし、無生物主語やパラフレーズ、コロケーションといった部分を丁寧に押さえることを優先しました。
書き終えた直後の正直な感触
書き終えた直後の感触としては、
「そこそこ書けたかもしれない」
という感じでした。
初回受験で一次試験に通過したときと同じぐらい、あるいはそれを少し上回るかもしれない。
という感触はありましたが、満点の可能性は全く考えていませんでした。
むしろ、
「同じ表現を使いすぎたかもしれない」
「別の言い回しのほうが良かったかもしれない」
といった反省点のほうが頭に浮かんでいました。
何よりも、前回のことがあったため、論点がズレていないかどうかが最後まで一番の不安でした。
結果を見たときの気持ち
結果として、この回の英作文は満点でした。
正直なところ、驚きはありましたが、強い達成感というよりは、
「内容を重視した判断は間違っていなかったのかもしれない」
という、少し冷静な受け止め方に近かったと思います。
この、結果的に出た英作文満点は、前回の失敗があったからこそだと思っています。





