数年ぶりに英検1級を受けることにした理由
2023年10月、私は英検1級のリベンジマッチを挑むことにしました。
それから3年近くが経っていました。
面接試験に全敗して一次免除を使い果たしてしまったり、その直後に焦って受験した英検1級一次試験に惨敗したりして、この期間は精神的にかなり苦しかったのを覚えています。
ただ、時間が経つにつれて、そうした出来事にも少しずつ折り合いをつけられるようになり、再受験に向けた気持ちもかなり戻ってきていました。
心の底では、「このまま終わりたくない」という気持ちが残っていました。
再受験に向けて考えていたこと
本格的に準備を始めたのは2023年7月下旬頃でした。
今回も初回受験で一次試験を通過した時と同じように、
- リーティングの語彙問題
- 英作文
を得点源にしつつ、リスニングも底上げしたい、という考えでした。
リスニングに関しては、本格的に試験準備に入る半年前からシャドーイング(リスニング強化法)も取り入れており、「前よりは得点できるかもしれない」という淡い期待がありました。
英作文は「チャンスがあれば満点を狙ってみたい」
英作文については、当時は自信を持っていました。
4技能の中でも、一番好きな分野で、これまで英検で得点が大きく崩れたことがなかったからです。
なので、このリベンジマッチでは、トピックによっては
「今までのベストスコアはもちろん、チャンスがあったら満点を狙ってみよう。」
というのが頭の片隅にありました。
この2023年10月の時のトピックは、
「社会福祉制度は社会の格差を縮小するのに有効だろうか?」
といった内容でした。
今までで練習でも書いたことがないトピックでしたが、私は何となく書けそうな気がしました。
私は「有効である」という立場を取り、
- ベーシックインカム
- 国民皆保険
- 年金制度
のような制度を理由に挙げた記憶がありますが、定かではありません。
書いている最中の感触
このとき、語彙レベルの高い単語を意図的にどんどん使おうとしました。
語彙力のアピールになると思い、それが得点に直結すると思い込んでいたからです。
実際、持ち帰ったこの回の問題用紙や記憶をたどると、
galvanize や hitherto、indispensable、status quo など、
今思えば「選ぶ必要がない語彙」を、無理やり詰め込んでいた形跡がありました。
英検1級では有効とされる分詞構文(, ~ing)も、異常に多用していたようです。
書いている最中は、
「そこそこ書けているのではないか」
という感触がありました。
満点は期待できないものの、ある程度の目標点数(28/32点前後)は期待していました。
しかし、実際の得点は全くの逆でした。
結果と、そのときの気持ち
英作文の得点は 22/32点。
私の過去最低の得点でした。
英作文の得点内訳
- 内容:5 / 8点
- 構成:6 / 8点
- 語彙:5 / 8点
- 文法:6 / 8点
正直、かなり落ち込みました。
特に内容の点数を見ると、かなり筋違いなことを書いていたことが推測されます。
英作文は得意なんだ、と思いこんでいた分、余計にダメージが大きかったです。
「過去の2回で取れていた点数は、たまたまだったんじゃないか」
そんな疑いが、頭の中でずっとグルグル回っていました。

他の技能の結果
語彙問題での得点は想定していた範囲内で、20/25点でした。
ただ、長文であまり得点できず、リーディング全体では25/41点にとどまりました。
リスニングも、以前より少し聞き取りやすくなった感触はあった気がしましたが、17/27点と大きな伸びはありませんでした。
問題の音声を聞きながら選択肢を見る、などのマルチタスクが苦手なことも、この得点に表れているのだと思っていました。




試験後に残っていた感情
得意だと思っていた英作文で、ここまで自信を失うとは思っていませんでした。
この時点では、 自分がどこでどう間違えたのかも、 これからどう立て直せばいいのかも、まったく見えていない状態でした。
英作文を書くこと自体、恐く感じている自分がいました。

