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「英検1級を持っています」と言うと、多くの人は「もう英語で困ることなんてないでしょ?」と言います。
確かに、難しめの語彙は知っていますし、英字ニュースも読めます。
しかし、そんな私が1ヶ月前から、ある「基礎教材」を本気でやり直しています。
それが、NHKの「ラジオ英会話」です。
- 「今さらラジオ英会話?」
- 「英検1級ホルダーがやる意味あるの?」
そう思われるかもしれません。
でも、1ヶ月間どっぷり浸かってみて確信しました。
「これから英語を始める人も、挫折しかけている人も、そして私のような上級者も、全員通るべきルートだ」
ということに。
結論から言うと、全員、今すぐに始めるべきです
確信しましたが、これは強靭な英語の土台が短時間で出来上がります
具体的には、私の体感だと、これは1年ぐらい続けると、もう基礎はバッチリです
英検上位級、TOEICハイスコアにも最短で移行できます
今回は、英検1級ホルダーの視点から、ラジオ英会話を1ヶ月継続して見えてきた「本当のメリットと注意点」を本音でレビューしていきます。

なぜ英検1級の私が、このタイミングで「ラジオ英会話」を始めたのか
理由はシンプルです。
主に理由は2つありました
1つめは「知っている英語」と「使える英語」の間に、ギャップを感じていたからです。
英検1級に合格していますが、日常の何気ない英会話で
- 「あれ?今の単語ってこの状況で使う?」
- 「あれ?今のフレーズは普段、私は全然使わないなぁ」
などなど、割と遭遇します。
難しい単語は知っていても、基礎動詞や前置詞の「芯」を掴みきれていない部分も確かにあったからです。
よく考えればわかるけど、瞬発的には迷う、みたいな感覚です
もう一つの理由は、講師の大西泰斗先生の存在です。
私はかつて先生の著書『一億人の英文法』を愛読したことがあり、その理解のしやすさに衝撃を受けた一人でした。
現在の私の英文法の大きな基礎になっています。
その大西先生がメインパーソナリティを務める番組なら、これは間違いないコンテンツでしょ、という確信がありました。
実際に1ヶ月やってみて分かった「5つの大きなメリット」
この1ヶ月、毎日欠かさず15分間、大西先生や共演しているネイティブスピーカー2人の言葉に耳を傾けました。
そこで感じた、他の教材にはない圧倒的な強みを5つ挙げます。
① 1日15分という「絶妙なハードル」
英語学習が続かない最大の理由は「欲張りすぎ」です。
1日数時間の勉強はキツくても、15分なら「とりあえず聴くか」と思えます。
しかも、今は「NHKアプリ」などによる聞き逃し配信もあります。
決まった時間にラジオの前に座っていなくても大丈夫です。
通勤中、お風呂の中、寝る前。
この「挽回可能」な仕組みが、完璧主義者の挫折を防いでくれます。
私の場合は、もし朝に聞き逃したら、その日の夜に「聞き逃し配信」で放送を絶対に聴いてます
その日のうちに消化するのが継続できるコツです
② 英検・TOEICの「地盤」を強固にする
ラジオ英会話は「日常会話」がメインですが、実は資格試験対策としても超一流です。
たとえば、英検1級レベルの難解な長文を読み解く力なんかも、結局は「文の配置ルール」と「基本動詞のイメージ」の組み合わせでできています。
それらに語彙力を加えれば良いだけです。
資格試験を受けるベースにも、このラジオ英会話はぴったりです。
地盤が揺らいでいる高層ビルは近いうちに倒れるかもしれません。
この番組は、その地盤をコンクリートで強く固めてくれる作業に近いと感じました。
③すでに中上級者でも「取りこぼし」に気づかされる
これが一番の驚きでした。
英検1級ホルダーの私ですら、
「えっ、この単語にそんなニュアンスあったの?」
と目から鱗が落ちる瞬間がすでに何度もありました。
初学者が基礎を学ぶのはもちろんですが、中上級者が「わかったつもり」を解消するために聴く価値も十分にあります。
④ 孤独を救う「SNSコミュニティ」の存在
X(旧Twitter)などで「#ラジオ英会話」と検索してみてください。
毎朝、多くの学習者がその日のレッスンの感想を投稿しています。
このコミュニティが非常に平和で、お互いを励まし合う雰囲気があるんです。
独学は孤独との戦いですが、同じ時間に同じ放送を聴いている仲間がいると思えるだけで、継続率は跳ね上がります。
ラジオ英会話の年齢層はとても幅広いです。
SNS上で拝見しましたが、
「親子でテキストを共有してラジオ英会話を続けてる」
という方もいらっしゃいました。
なんて素敵な日常でしょうか。
⑤ 圧倒的なコストパフォーマンス
2026年4月号からテキスト代が若干値上がりしました。
毎月ワンコインと少しです。
それでもこのクオリティの授業を毎日受けられると考えれば、長い目で見れば微々たるものです。
テキストを持っている方が、圧倒的に放送の理解度が高いです。
私もよく復習の時に、眺めています。
数十万円など、高額な英語コーチングに手を出そうとしている人に、「まずこれ1ヶ月やってみて」と本気で言いたくなります。
私がすぐに気づいた「ラジオ英会話」を長年やっても伸びない人の共通点5選
このように、「ラジオ英会話」は素晴らしい教材です。
しかし、使い方を間違えると1ヶ月経っても半年経っても1年経っても
「あー、楽しかった」だけで終わってしまいます。
英検1級ホルダーの私ですら、始めた数日はこの「罠」にハマりかけました。
実際に
「楽しい」
だけで終わりかけました
もし、あなたが「放送を聴くだけで満足していたかも」と感じているなら、以下の5点に注意してください。
① 15分の「偽の達成感」に脳が騙されることがある
大西先生の解説や、ろーざさんとデイビットさんのやり取りは、とにかく明快で、知的好奇心を刺激されます。
そのため、聴き終えた瞬間に「今日も英語をマスターした!」という全能感に包まれます。
しかし、これは「先生たちがすごい」のであって、「自分が上達した」のではありません。
まだ達成していません
この「偽の満足感」だけで終わってしまうと、知識は右から左へと抜けていきます。
毎日の15分は「学習のスタートライン」であり、ゴールではないことを肝に銘じましょう。
② 「納得」は「習得」ではない(口を動かしていない人が多いはず)
放送を聴いて「なるほど!」と思うのは、単なる「納得(インプット)」です。
大西先生も番組内で仰っていますが、口に出す(音読・リピート)ことが必要不可欠です。
英検1級レベルの私ですら、パッと聞かれたフレーズが口から出てこないことはあります。
「納得」しただけで終わるのは、筋トレの動画を見て満足しているのと同じ。
実際に筋肉(口の筋肉)を動かさない限り、純ジャパ英語学習の私たちは、英語は決して自分のものにはなりません。
私は聴きながら実際に声に出しています。
③ 「全集中15分」vs「ながら聴き15分」
「運転しながら」「家事をしながら」聴けるのがラジオの良さですが、こと「学習」に関しては、ながら聴きはおすすめしません。
人間の脳はマルチタスクはほとんどできません。
他の作業に意識を割けば、英語の繊細なニュアンス(心の動き)はこぼれ落ちます。
英検1級ホルダーの私が気づいたことは、
「なんとなく15分聴いている」よりも「15分間だけ全集中して聴いて声に出す」方が、理解力も定着率も断然違う
ということです。
私は放送を聴くことに毎回かなり集中しています。
④ 「予習」より「復習」が足りていない
「明日の予習をしなきゃ!」と意気込む必要はありません。
それよりも、終わった後の5分、10分の復習が命です。
予習もした方がベターですが、圧倒的に復習の方が重要です
週末にもう一度復習するのも効果的です
あと、金曜日の復習回(Review)に単発にそれだけ聴いて、頼り切るのも危険です。
月曜~木曜の放送分を聴いた上で金曜日の復習回は完全に機能します。
特定のイベント以外、人間はどんどん忘れていきます
放送が終わった直後に、テキストを閉じて
「今日のキーセンテンスを、大西先生や2人のネイティブの口調を真似して再現できるか?」
を試してみる。
この泥臭い復習こそが、英語力の土台をコンクリートのように固めてくれます。
⑤ 「単語の意味をすでに知っている」というプライドが成長を止める
これが、特に中上級者が陥りやすい最大の落とし穴です。
ラジオ英会話(大西先生メソッド)の本質は、単語の訳を覚えることではなく、
その単語が持つ「ネイティブのイメージ(核心)」を掴むことにあります。
例えば、
- 自分を過大評価: テキストを見て「take も get も知っている単語だ。簡単だ。」と判断し、先生の「本質的な解説」を軽く聞き流してしまうこと。
- 警告: 英検1級ホルダーなど英語上級者なら単語の意味は高確率で分かります。しかし、その単語を「ネイティブと同じ感覚で使いこなせているか」は別問題です。「知っている」というプライドを捨てて、真っさらな気持ちでイメージを吸収しない限り、この講座の真の価値は得られないと感じます。
【本音アドバイス】英語力を爆増させる「裏ワザ」|ラジオ英会話 × 〇〇
1ヶ月やってみてすぐに気づいたことは、ラジオ英会話は「最強のインプット」であるということです。
もちろん放送中にアウトプットの機会はあります。
具体的には
- ESSENTIAL EXPRESSIONS (発言パターンを学ぶコーナー)
- PRACTICAL USAGE (実践的な使い方を学ぶコーナー)
- PRONUNCIATION POLISH (発音を鍛えるコーナー)
などです
しかし、放送中のその場だけのアウトプットだけでは非常に勿体無いです。
はっきり言うと、それだけでは定着していません。
上記で触れた通り、テキストを見直したりするのはもちろんのこと、実践的な場での復習が非常に効果的です。
ラジオ英会話でインプットしたことを、実践的にアウトプットすることが英語力の爆増に必ず繋がります。
本当の意味でのアウトプットをする必要があります。
英検1級ホルダーの私がおすすめする、もっとも効率的な学習ルートは
ラジオ英会話で「型」を入れる + AI英会話(またはオンライン英会話)で「型」を出す
これです
ラジオ英会話で学んだ「今日のセンテンス」を、オンライン英会話やAI英会話アプリ(ネイティブキャンプやChatGPTなど)で実際に使ってみる。
これがベストです。
「知っている」→「使ったことがある」
このステップを加えるだけで、学習効率は10倍、20倍、100倍にどんどん膨れ上がっていきます。
私は今でも定期的にAI英会話などでアウトプットすることを大事にしています。
久しぶりにChatGPTと30分ぐらい英会話🫡
— 福ふくろう@TOEIC受験予定(9月) (@happy_owl_eigo) February 19, 2026
「情報 インフォメーション」について話しました💡
ではまた明日🌙#英検 #TOEIC #英会話 #要約 https://t.co/j0JwwqOAqf pic.twitter.com/7I7uR2bJvL
英語学習に「遅すぎる」も「早すぎる」もない
- 「今から始めても身につくかな…」
- 「もういい大人だし、基礎からやるのは恥ずかしい」
もしそう思っているなら、今すぐその考えを捨ててください。
今日が人生で一番若い日です
英検1級を持っている私ですら、毎日大西先生の解説に「へぇ〜!」と感動しています。
英語学習において、基礎を疎かにする人は一生「なんとなく英語」のままです。
逆に、基礎さえガチッと固まってしまえば、その後の伸び代は無限大です。
まずは1ヶ月。
テキストも1冊買って、まずは15分だけ耳を傾けてみませんか?
1ヶ月後のあなたは、今よりもずっと英語の極意を「ハート」で掴んでいるはずです。
まとめ ラジオ英会話はこんな人におすすめ
- これから英語を始めたいけど、何から手をつけていいか分からない人
- 過去に何度も英語学習に挫折してきた人
- TOEICや英検のスコアは高いが、会話に自信がない人
- 「大西先生メソッド」で、英語をイメージで理解したい人
私が今から英語学習を本格的に始めるなら、この「ラジオ英会話」を選ぶと思います。
私は2015年ぐらいから英語学習を独学で始めましたが、当時の自分に伝えてやりたいです。
「福ふくろう、お前、ラジオ英会話から始めると良いよ」
って。
なぜなら、当時の私はどうやって英語学習を進めて良いのか全く理解できていませんでした。
その結果、かなり遠回りして今に至ります。
私は1年ぐらいはラジオ英会話は最低継続してみる予定です。
お伝えしたように、私にとっても毎日発見があるからです。
高卒&ほぼ独学でやってきた「取りこぼし」を改善できるはずです。
皆さんも今日から「ラジオ英会話」始めましょう。
すでに始めている方は、そのまま行きましょう。
「ラジオ英会話」をベースにし、最大限活用することによって、最短で英語の上級者になれます。
