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2026年2月17日現在、先日の英検の要約問題の採点について様々な声が寄せられています
特に英検1級の要約問題で0点採点が頻発が目立ちます
同時に、準1級の方でも、ある程度要約問題は書いたはずなのに、項目点0点や手応え以上に厳しい得点になったケースがSNS上で報告されているとのことです
まだ明確な原因はわかっていないようです
「指定語数」を逸脱したため、厳しい採点になった説が今のところ有力なようです
それを踏まえて、今回は緊急に、先日受験した英検準一級で私の実際に提出した100%再現率の要約問題解答を公開します
理由は、今後に英検にチャレンジしようと考えている方がこの要約採点の状況を見て、不安になっていると思ったからです
不安を軽減し、勇気づけたいと考えました
どうして解答を公開できるのかと言うと、問題用紙に提出した要約問題の解答を100%完全に書き写して持ち帰ってきていたからです
私の今回のライティングは28/32点の得点でした(要約は13/16点)
もちろん、ミスのない完璧な解答ではございませんが、合格ラインに達しているので参考できるところがあるかと思います
私は新形式の英検を受験するのは今回が初めてで、要約問題も初挑戦でした
私なりの解説も付けてあります
では、早速ご覧ください


私の要約問題の解答 (得点13/16点 再現率100%)
Nowadays, introducing scientific machines, called biologgers, has gained attention to collect crucial information by attaching to animals.
Advocates argue adoption of this initiative enables scientists to have access to rare animals’ data.
Nonetheless, opponents warn the gathered information would not be reliable because it can promote their unusual activities.
Moreover, using the heavy and big devices lead to slow-motion for them, hindering vital activities to survive and passing away.
( 合計69語 )
※便宜上、読みやすくするために改行してあります

要約問題解答の日本語訳
最近では、動物に取り付けることで重要な情報を収集する「バイオロガー」と呼ばれる科学機器の導入が注目を集めている。
支持者たちは、この取り組みの導入により、科学者が希少な動物に関するデータを入手できるようになると主張している。
しかし、反対派は、動物の異常な行動を誘発する可能性があるため、収集された情報は信頼性に欠けると警告している。
さらに、重くて大きな装置を使用することは、動物の動きを鈍らせ、生存に不可欠な活動を妨げ、死に至る原因となる。
DeepL.com(無料版)で翻訳しました。
要約問題の全体的な感想
✅想定していたものよりやや難易度が高い要約問題の原文だと感じていました
具体的に言うと、原文を精読しても内容が結構イメージしづらかったです。原文の論理構成は追いやすかったです
✅当初、手応えとしても13/16点を想定していました
事前の項目別の手応え
内容 3/4点 (内容がややズレの箇所があった)
構成 4/4点 (論理構成は読みやすいと感じていましたが)
語彙 3/4点 (あまり上手く言い換えできず)
文法 3/4点 (三単現のs抜け、バリエーション不足)
✅問題用紙に上記の解答を写す作業込みで約30分ぐらい時間がかかりました
✅試験中に語数を正確に数えるのは結構負担が大きいと感じました
正確な語数チェックをするのに、思ったより時間を費やしました (おそらく合計で3分は費やしているはずです)
✅構成が2点と採点されたのは驚きました
構成が一番4点を獲得できていそうな感触がありました
思い当たる点として、万が一ですが提出した解答は一文ずつ改行してた可能性があることぐらいです
(記憶に残っていませんし、たぶん普通に書いたとは思っています)
もしくは、ディスコースマーカー(今回で言うとNonethelessやMoreoverなど)以外のところでも構成点が見られていたのかもしれません
この構成で2/4点は厳しいなぁ、という印象です
要約問題の特徴
✅まずは、要約問題の特徴を捉えていきましょう
過去問を研究したところ、英検準1級の要約問題の原文は
「イントロ→支持者の意見→反対者の意見」で展開されることがほとんどなはずです
支持者の意見、反対者の意見のどちらかに理由が二つ入っているのが特徴です
イントロでは、主に「政策」や「テクノロジー」などのトピック提示があります
過去問などを研究すると、解答する時には4文で書き切ることが推奨されています
今回の場合では
- ①イントロ
- ②賛成派の意見
- ③反対派の意見1
- ④反対派の意見2
の4つです
心がけた点 試みたこと
✅まずはきちんと要約問題の原文を読んで、内容を理解することに努めました
その際、今回は原文を読みながら日本語のメモも取っていました
✅できるだけ言い換えをしました
①
machines
information
collect
②
advocates
③
nonetheless
opponents
reliable
unusual activities
④
moreover
hinder
pass away
※英検さんの著作権上、具体的に言い換えた箇所は表示していません
なぜ言い換えが求められているかという、英語は同じ単語や表現の繰り返しを嫌います。なので上手く言い換えることができると高得点に結びつきやすくなります
✅試験前の演習で、私は書きすぎて指定語数をはみ出す事がとても多かったので、できるだけ語数を短縮することを意識していました
✅原文の内容を正確に取るためと、原文と表現ができるだけ被らないようにするため、一度、自分の言葉で簡潔に概略を日本語でメモを取りました
✅Nowadaysやgain attention はイントロで汎用性が高いと思っていて、今回使っていきました
イントロで使えそうなら使おうと事前に準備していました
しかし、私の有料Geminiによると、Nowadaysやgain attentionのような内容が原文には含まれていないため、これらを使ったことによって間接的に構成2/4点に繋がったのでは、と指摘されました
✅過去問などの公式解答を見ていると、「enable A to do」のような無生物主語に連動しやすい表現が英検側は好む傾向が高いと予想し、使っていきました
(他には「allow A to do」「encourage A to do」「prevent A from ~ing」などが代表例です)
✅文法力のアピールのために分詞構文(, ~ing その結果〜する、みたいな意味です)を使いました
語数短縮の効果も高いと思います
(, hinderingとpassing awayのところ)
✅to 不定詞を積極的に使用しました
(~するために、という意味で何の目的があるのかを説明するためにとても便利です。字数削減にも繋がるはずです)
✅would not be reliableのところは、原文のニュアンスを出すために、意図的にwouldを使いました
おそらくこの辺が内容満点に繋がったと推測しています
✅本当にコアになる言葉は無理に言い換えなくても問題ない
( 今回の場合は「動物」)
言い換えやすい箇所としては、advocatesとopponents, nonethelessとmoreoverのところです。あとは、argueとwarnのところも言い換えやすいです
ミスした箇所と反省点
✅完全に見落としていたのですが、, called biologgers, とby attachingを原文から言い換えずそのまま使ってしまっていました
具体的にミスした箇所や微妙な表現としては、
- by attaching to animals → by attaching them to animalsだと思います
- lead to → leads to (三単現のsの抜け、直前のdevicesにつられました。usingが主語なのでleads toの必要があります)
- slow-motion for them → their slow-motionの方がまだマシかも
- heavy and big devices (良い表現が思いつかずかなり平易な表現になってしまった)
✅文法にバリエーションをつけるために、there is, are構文、動名詞主語、名詞構文 (adoption of this initiativeのところ) などを使おうと意識していましたが、there is, are構文が使えませんでした
✅こうして改めて見返してみると、最後の分詞構文2連発 (, ~ing)は結構くどい印象がします
さらに、私の有料Geminiによると、この分詞構文2連発が間接的に構成2/4点に影響を与えた可能性があるのではないかと指摘されました(論理的に少し読みづらいとのこと)
✅, which (非制限用法、継続用法)も使いたかったのですが、使えませんでした
✅4文目で、良い表現が思い浮かばずに、悩んだ末にslow-motionを使いました。
あまり良い選択ではありませんでしたし、原文の意味からもややズレています
✅「亡くなる」という意味でpass awayを使いましたが、後日調べてみると、これは主に「人間」に対して使うとのことです
pass awayでも意味は通じているかもしれませんが、文脈状不自然で、「動物」に対してはdeathやperishなどを使うべきでした
気づいた点
✅要約問題は合格者平均点でもかなり低いようです (おそらく8~9/16点程度)
1次試験合格のためには、要約問題はそこそこ得点を確保して、採点の甘めな英作文で高得点を目指すのが効率的だと確信できましたし、推奨します
今回、英作文とも合わせてライティングの得点は28 / 32点だったのですが、私のライティングの合計の素点で-4点にも関わらず、CSEスコアは731 / 750点と満点近い得点になりました。
この現象は、この辺りの得点域の受験者が極端に少ないことを意味します
✅繰り返しになりますが、この構成で2/4点は採点が厳しいなぁ、という印象です
最低でも構成3/4点は得点できているような印象でした
今後、もう少し原因を探ってみます
✅巷で言われているように英作文と比べてみても要約問題の方が明らかに採点は厳しいのかな、とは私も感じてはいます
英作文の採点に関しては、今も昔も採点は緩めだと感じています
今回の私の英作文に関しては、出来があまり良くなくて手応えは13/16点を予想していましたが、実際の得点は15/16点でした

ちなみに、私が7年前に受験した英作文の得点はこちらで公開してあります
✅英検の公式解答と私の100%再現率の要約解答を見比べてみると、もちろん私のものは文法ミスなどあり明らかに質が低いです
合計13/16点という得点には納得しています
✅英作文にも言えることですが、試験直前には手書きの練習をしておくことが大事だと感じました
私は普段はノートパソコンなどで文字入力することが多いので、意外と手書きしてみると手間取りました
タイピングが得意な人はS-CBTで受験するのも有効な一つの手段かもしれません
(リスニングでメモを取れなかったり、要約問題やスピーキングの点数がさらに出づらいとの情報も見かけたりするので要注意です)
福ふくろう直伝テクニック
✅要約問題の原文を見て、支持者の意見、反対者の意見、どちらに理由が二つ出ているかざっくり確認することができます
問題用紙の第二段落と第三段落をパッと見て、文章量が多い方に理由2つ入っていることがほとんどです
✅語数調整のテクニックとして準備していたことは、関係代名詞のthatの省略です
具体的にはAdvocates argue (that) S V と opponents warn (that) S V のところを省略しました
さらに、ディスコースマーカーでの語数調整も効果的です
- nonetheless (1語) ↔️ on the other hand (4語)
- moreover (1語) ↔️ on top of this (4語)
のような感じです
今回、終盤に語数を数えてみて、すでに上限値付近だったので1語で表せるnonetheless (逆説を示すマーカー) とmoreover (追加を示すマーカー)を意図的に選びました
あまりbecause S Vなど語数がかかる表現を使わないようにするのもテクニックの一つでしょう
(今回は他に思いつかず私は使ってしまいました)
解答用紙に本書きする前に、ある程度正確に語数を数えてみてから、上記2つの方法で指定語数内へ慎重に調整をしました
最短攻略 要約問題対策
✅今回で確信できたことは、この要約問題対策はジャパンタイムズの対策本一冊だけ何度も何度も回せば、このように合格点を超える得点が十分に狙えるということです

この本で要約問題の土台を作ってから過去問にも着手するのが最短ルートです
写経や暗記するだけでなく、自分の言葉で実際に解答してみるのが大事だと私は感じています
私は実際に、一次試験の約1ヶ月前からこの本だけで要約問題の対策をして、試験前1週間前から過去問も同時に解いたりもしていました
初めて新形式の英検に挑む場合や要約問題に苦手意識がある場合、無闇やたらに過去問に手を出さず、この本できちんと要約問題への強い土台を作ることが最優先です
スケジュールの都合上、私はこの本を1ヶ月で仕上げなければなりませんでしたが、皆さんは数ヶ月以上の時間をかけてガッチリと対策することをオススメします
この一冊で英作文対策もできる優れものですので、コスパが良く絶対におすすめです
私が英検1級に合格できた時もこの本の英検1級版を利用して合格に直結しました
結果的に、英作文では満点も出す事ができ、大きな私の土台となっています
英検対策に関して、ジャパンタイムズのシリーズはどれを手に取っても非常に効果的で信頼できます
どのシリーズでも、とても理解しやすい内容と構成になっていて、私も何冊も持っています

✅さらに、私は上記の準1級のジャパンタイムズ本に載っている問題で演習しながら、実際に書いてみた答案をAIに採点してもらってフィードバックをもらったりしていました
具体的には、私はGeminiの「思考モード」や「Proモード」で採点してもらっていました
無料アカウントだと1日のうちで「思考モード」などでやり取りできる回数は限度がありますが、自分で書いてみた答案や問題の原文のスクショを貼り付ける程度なので、そんなにやり取りの回数はかからないです
一日一題の要約問題ぐらいであれば、無料アカウントでも十分に活用できます
最初にAIに、「あなたは英検の要約問題の採点のプロです」とプロンプトを送ってあげると採点やフィードバックの精度が高まると思います
なんなら、「高速モード」でもそこそこ精度があるように感じます
個人的には、英検本番の採点ぐらい or さらに結構厳しめに採点される印象ですが、この方法での採点はあくまで参考程度にして、低めの点数が出たとしても、そんなに落ち込まないでください
私も初めて要約問題に着手してAIに採点してもらった頃、10/16点以下で採点されることもありました
Geminiだけでなく、ChatGPTやClaude(クロード)などをお好みで選んで構わないと思います
Claudeを使っての採点は、かなり厳しく採点されますので、そんなに落ち込む必要はないです
個人的には、Geminiが一番英検の採点に近い印象です
2026年現在でも、AIはたまに平気で間違った情報をフィードバックで提供してくることがある(ハルシネーション)ので、私は「ふーん、なるほどね」ぐらいの感じで見ていました
フィードバックで気になったところ、これは重要そうだな、と感じたところがあれば、自分できちんとgoogle検索したりしてみて、ファクトチェックやダブルチェックすることが大切かなと感じました
あと、毎回このようにAIに採点してもらうことによって、意外とモチベーション維持にも繋がります
あとがき
いかがだったでしょうか
要約問題での雰囲気、得点感覚などを感じてもらえて、あなたの英検準一級合格につながってくれれば私もとても嬉しいです
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英作文(再現率80%)の方も要望があれば公開を検討しますので、Xのコメント欄でお知らせください
今後は英検2級の受験も検討しています
また今回のように要約問題を問題用紙に100%書き留めてきて公開したいと考えています
次は英作文も100%書き留めて帰ってこれるように、試験戦略を工夫し、英語の地力の向上に努めたいと思います
今後もお役に立てるように日々努力していきますのでよろしくお願いいたします
NEW↓ 英作文の解答も公開しましたので参考にしてください

