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小雪が舞う2019年3月、私は初めての英検準1級の面接(2次試験)に挑戦しました
結論から言いますと、一度で合格こそできましたが、得点としてはそんなに余裕があったわけではなかったです
4コマを最後まで言い切れず、頭の中が真っ白になりました
Q&Aで頑張って話して何とか得点でき、アティチュード満点だったことが合格に繋がりました
また、面接官の方がとても雰囲気が良い方で、ガッチガチに緊張していた私は徐々に話す量が増えていきました
当時の試験直後の手応えとしては、4コマ時間切れが致命傷になっていると思い、「70~80%の確率で落ちてるんだろうなぁ」と感じていました
試験直後にできるだけ詳細に取ったメモと私の記憶を頼りに、その時の試験の様子を振り返っていきましょう
今から7年前の受験体験記ですが、私が2026年3月に準1級を再受験し実際に検証して比べてみても、現行の試験内容と99%変わっていません
初受験レポートも参考にできるところが多くあるはずです
では、さっそく見ていきましょう


英検準1級の面接(二次試験)ってどんな感じ?
まずは英検準1級の面接の内容と流れを確認していきましょう
大きな面接試験の流れとしては
- ①入室
- ②スモールトーク(自己紹介や世間話)
- ③4コマ漫画の描写
- ④Q&A(質疑応答)
- ⑤退室
となります
この試験の大きな特徴としては、「4コマのナレーション」でしょう
面接官から渡される裏返しにされた用紙に4コマが描かれています
それを表にひっくり返してから、1分で内容を把握して、2分でそれをナレーションします
その後に、質疑応答(Q&A)が4問あります
具体的にはQ1では4コマ目での主人公の気持ちを代弁、Q2&Q3では4コマのトピックに関する質問、Q4ではトピックとはあまり関係のない社会的な質問がきます
これは今でも変わっていません
さらに、面接での得点配分としては
- 4コマナレーション 15点満点
- Q&A (質疑応答) 20点満点
- アティチュード 3点満点
- 素点合計38点満点
という構成です
それでは、2019年の時の私の実際の英検準一級の面接試験の様子を振り返っていきましょう
4コマナレーション
この時の私のトピックは「女性 育児」に関するものでした
英検さんの著作権に配慮しながら、もう少し具体的に言うと、保育園・幼稚園が絡んでいました
私は、3コマ目を言い終えたところで時間切れになってしまい、面接官からナレーションを打ち切られました
その場で両手で自分の頭を抱えたことを今でも覚えています
面接官にもその光景は見られていたと思います
実際の得点こそ10/15点来ていましたが、試験直後は半分すら得点できていないのではと感じていました (せいぜい良くても7/15点ぐらい)
Q&A(質疑応答)
Q1
「Please look at the fourth picture, if you were the woman, what would be thinking?」
という質問でした
(4コマ目を見てください。あなたがこの女性だったら、この時は何を思っていますか?)
そもそも私は4コマ目を一言も話していないので、頭の中が真っ白の完全に動揺した状態でこの質問に入りました
I would be thinking 〜から答え始めましたが、たいしたことは言えませんでした
I should have doneを使った記憶があります
全部で2文ぐらい話した感じでしたが、全く手応えはありませんでした
Q2
「子供の創造性について」
のような質問がきました
ここは何とか答えられました
具体的には
「子供にはアートや音楽に触れさせるのが重要だと思っています。なぜなら将来、クリエイティブな経験は子供の将来の可能性が広がるからです」
みたいなことを答えました
3文ぐらい話しました
質は高くありませんでしたが、このQ2でそこそこ話せたことによって結構心が落ち着いたのを覚えています
Q3
「現代の働く女性について」
のような質問でした
ここも当時の自分としては、そこそこ答えられた感触でした
返答の具体例として、
「私が勤務している会社では、女性スタッフも正当に評価されているようで、実際に昇進しているのを見ています。」
のように言いました
promote(昇進させる)という単語を受動態(受け身)で使ったのをはっきりと覚えています
他にも細かいことを言ったので、合計3~4文ぐらいで話したと思います
Q4
「日本の治安について」
ような質問が来ました
すぐにこの質問には反応できず、「うっ」と身構えてしまいました
4コマ関連のトピック(教育や女性に関すること)からはかなり逸脱していて結構困惑しました
でも、具体例が割とすぐに思いついたので、質疑応答の中でここが一番話す分量が多かったです
私が実際に使った具体例は、
「最近、日本では殺人事件がありました。女性の大学生が犯人に殺されました。
どうやら彼らはインターネットを通じて出会ったようです。
このようにインターネット利用が発端で事件に巻き込まれることが多くなって行くと思います。
なので日本政府はさらにこの問題を注視し続ける必要があると私は思います」
のようなものでした
細かいものを入れると5~6文ぐらい話していたのではないでしょうか
4コマナレーション失敗を挽回する意味でも、ここで頑張って話していました
具体的な表現としてはpay attention to (注視する 注目する)を使いました
具体例を話し始めた辺りで面接官と目があって、何度かうなずいていました
※英検の著作権に配慮して、Q2~Q4の質問内容は抽象的に書きました
面接対策は一次合格を確認してから初めて取り組んだ
2019年2月、会社のお昼休みに英検の一次試験の合否を確認しました
ライティング(英作文)できちんと得点できていて、なんとかボーダーラインに滑り込むことができていました
2018年の初受験で一度落ちていたこともあり、1年間コツコツとやってきたことが成果として表れて、素直に嬉しい気持ちでした
事前の自己採点では、L&Rで6割ぐらいしか得点できていなかったので、一次通過できるかは半信半疑の状態でした
一次試験直後、英作文の手応えはそこそこ感じていましたが、満点近く得点できたのは驚きました
その日は夜まで嬉しい気持ちでしたが、一方で、少しずつ時間が経つにつれて二次試験のことも思い出し、慌てて準備を始めたのをはっきりと覚えています
この時は、1次試験合否発表から二次試験まで1ヶ月近く時間がありました
私は、一次試験の自己採点が微妙な得点で気持ちが宙ぶらりんだったと言うこともあり、一次合否確認するまで全く二次試験の対策はしていませんでした
とにかく、1次試験の合否結果を待っていた状態でした
面接試験の準備を慌てて始める
1次試験合格発表から1ヶ月ぐらいの準備期間がありました
この段階で初めてきちんと面接試験形式を把握したり、どんな教材が有効かを調べたりした時間もあったので、実際には2~3週間の練習で面接に臨んだ形でした
試験対策として、旺文社の薄めの対策本1冊だけを選びました
一次合格発表直後、2次の面接試験に対しては緊張とか焦りはあまり感じていなく、むしろ1次試験に通れたこと自体が嬉しくて何か気持ちが高揚していたのかもしれません
「何かを継続してたりすると嬉しいことも起こるんだなぁ」とか思っていたはずです
個人的には学業面で嬉しさを感じたのがこれが初めての経験でした
高校受験の時はそんなに偏差値が高くない第一志望高校に落ちていますし、大学も入学したことがありません
具体的な面接対策
1次試験通過の興奮冷めやらぬまま、面接対策に入ることになりました
この初受験の時には、旺文社の「14日でできる 完全予想問題」を使用することにしました
薄くて、とっつきやすい対策本です

(これの準1級バージョンです。合格の後に知人譲ったので現在は手元にはありません。)
4コマ対策に関してはなぜか楽観的で、時間も計らずに練習していました
この楽観さが本番での4コマでの時間切れ強制打ち切りの原因になりました
対策本の4コマ練習問題を一通り1周ぐらい回しましたが、何となく適当にこなしていた記憶があります
Q&Aの方はけっこう練習していました
体感としては、全体の面接対策のうち7割ぐらいはこちらに注力しました
オンライン英会話や対人レッスンなどは全く活用せずに、「独り言」で対策しました
私の4コマの対策が甘かっただけで、現在でもこの対策本を1ヶ月ぐらいやり倒せば初受験でも十分に合格ラインに乗ってくると思います
具体的には、素点で23/38点ぐらい得点できれば合格ラインに乗ると思います (CSE512点以上)
一方で、2026年現在では、ジャパンタイムズの本の方が圧倒的におすすめです

主な理由は、ジャパンタイムズの方が内容が充実していて、面接に対するアプローチが体系的になっているからです
詳しくは私が作成した最新の合格ロードマップでレポートしていますので参照してください
あとがき
いかがだったでしょうか
この記事が、英検準1級の面接対策で悩んでいる方、これから面接予定がある方、将来的に英検準1級の受験を考えている方にとって有益になれば私もとても嬉しいです
個人的には、この英検準1級合格の勢いに乗って、何を思ったのか、すぐさま英検1級の受験準備に入りました
結果的に、私は英検準1級と英検1級との差を痛感することになります



