※ 記事内で商品PRする場合があります
- 「準1級は合格したのに、英検1級になると全く手も足も出ない」
- 「英検1級合格に必要な語彙数は15,000語前後」
- 「英検1級の語彙問題は、ネイティブでも使わないし難しい」
- 「そもそも英単語の効率の良い覚え方がわからない」
こんなネット上の言葉を見たり、実際に経験してみて、皆さんは絶望していませんか?
実は大丈夫なんです
全然乗り越えられます!
私は、2024年に英検1級に合格しました
あの難易度が異常に高く、悪名高い(?)英検1級の語彙問題のセクションで「正答率 96 .0%」を叩き出しての合格でした

※ 私が英検1級に合格した回の語彙問題での正誤表:「24/25点 得点率96.0%」
他の回の英検1級受験時でも複数回の正答率8割超えもしたことがあります
先日、Xやブログを通じて
「過去の記事を読んで、お前は語彙力が高いようだけど、お前がどうやって英単語を覚えているのか教えてほしい」
のようなメッセージをよく頂きます。
今回は、私がどのように「語彙レベル」を上げてきたのか、詳細にお伝えしていきます
最後まで読めば、皆さんの「語彙レベル」向上の大きなヒントになるはずです。
結局のところ、最後には「英単語やフレーズをどれだけ知っているか」に行き着いてきます。
では、さっそくまいりましょう
1. なぜ「語彙」に全力を出すべきなのか?
英検準1級や英検1級合格において、語彙力は最強の武器になります。
英検だけでなく、TOEICのスコアにも深く関係してきます。
その理由は3つです。
- ライティングの負担を減らせる: 近年の新形式リニューアルでライティングの負担が増大しています。語彙で稼いでおくことは「貯金」になります。さらに、英作文や要約文でもキラリと光る表現も使えるようになります。
- 最強の「保険」になる: リーディングにおいて、語彙問題でハイスコアが取れれば、最悪、長文読解の最後の大問を一つ丸々捨てても合格圏内で十分に踏みとどまれる。
- TOEICへの波及効果: 最新の公式問題集や韓国既出問題集を見ても、英検1級レベルの語彙が流入しています。私は2023年にTOEIC 860点を獲得し、現在は990点満点を目指していますが、この語彙力は確実に活きてきています。
2. 高卒ブルーカラーが「語彙の鬼」になるまでの全ステップ |試験ごとの語彙問題の全得点を公開
私の英語学習は、決してスマートなものではありませんでした。
私のバックグラウンドとしては
- 地方の偏差値50以下の弱小高校出身
- 高校卒業時には英検準2級を保持
- 純ジャパ&留学経験なし
- 大学には入学経験がなく、10年以上の高卒ブルーカラー勤務
- 地頭も良い訳ではなく、何事にも人一倍は時間がかかる
語彙力を獲得して行った大きな流れとしては
- 海外旅行のために、英検2級に合格 (2015年)
- 英検準1級合格 (2019年)
- TOEIC860点 (2023年)
- 英検1級合格 (2024年)
- 英検準1級合格 (2026年 2度目の合格)
の過程の中で、必要に応じて語彙力を高めてきました。
あらかじめ、私の試験ごとの語彙力アップで使った対策を整理しておくと
- 初回の英検準1級合格時 → パス単のみ
- 初回の英検準1級一次合格時 → パス単のみ
- 2度目の英検1級一次合格時 (そのまま面接も合格) → でた単のみ
このような大きな流れがあります
今回は、英検をメインに扱います
では、実際の私の成績表と共に、語彙力の変遷を見ていきましょう
① 高校時代〜英検2級 (推定5000語未満)
高校は普通科だったので、大学入試の模試は何度か受けたことがありました
英語の偏差値は最高でも50程度でした。
しかも、ほとんどがセンター試験用(今の共通テスト)のマーク式のものだったはずです
英検準2級に関しては高2の時に合格した記憶があります。
高校を卒業後は進学せず、しばらく地元の企業などに勤めていました
そこを退職する頃に、東南アジア方面に海外旅行に行くことに決めました
そのためには英語が必要だろうということで、出国前の2015年頃、英検2級を受験して合格しました

※ 海外渡航のために取得した10年用パスポート:現在は有効期限切れ
特に一次試験では、リスニングが足を引っ張り、ギリッギリの通過だったはずです
残念ながら、オンライン上には英検2級の結果が残っていません。
専用の単語帳は使わず過去問1冊のみでの対策でした
英検2級の過去問を解いた時、全く見たことがない単語はそんなには多くはなかった記憶があります。
過去問の復習の中で、英単語や熟語はその都度、拾って行ったと思います。
前置きはこれぐらいで、本格的な語彙力の強化はここからが本番です
② 英検準1級の語彙を「ある程度」マスターした (推定7000語)
東南アジア旅行で英語に強く興味を持ち、帰国後、英語の独学を開始しました
私は4技能をバランス良く向上させられると思い、高卒ブルーカラーの私の身の丈に合わない英検準1級合格を目標にしました
過去問を買って、初めて英検準1級の語彙問題を解いた時、1/3ぐらいしか正解できなくて、とても驚きました。(8/25点とか)
「これが英検2級と準1級の壁なんだ」
と、とても驚きました。
2018年1月、不合格だった初受験は語彙問題では「正答率 60%」 (15/25点)でした
(残念ながら、なぜかオンライン上では記録が残ってなくて提示できません。。)
1年後の2019年1月、初回合格となった英検準1級の2度目の受験の時は語彙問題では「20/25点 : 正答率 80.0%」まで伸びました


※ 2018年度第3回 英検準1級 語彙問題での正誤表 「20/25点:正答率80.0%」
「パス単 準1級」をひたすら回していました。
単語帳を回すコツもかなり掴み始めていました。


※ 今でも当時の「パス単 準1級」の音源はアプリで持っている。当時は、何度も聞きながら単語帳を回した。
③ 初挑戦の英検1級の語彙問題に食らいついた (推定10000語)
準1級で体験したことが、なんとここでも起こりました
英検1級の過去問を購入して、語彙問題を初見で解いてみると、なんと1/4も正解できません。(5/25点とかです)
過去問のどの回でも全く同じ現象が起きました。

※ 初めて購入した英検1級の過去問:本屋さんで買う時にちょっぴり誇らしかった
むしろ準1級の時より愕然としました
上記の結果表の通り、準1級の語彙問題でそれなりに得点してきた、にも関わらずです。
なんなら、選択肢に並んでいる単語のほとんどは初めて見る単語ばかりでした
真っ先に「パス単 英検1級」を買いに行って、ひたすら回しました。

※ 私が使った英検1級の「パス単 4訂版」:現在の「5訂版」より難易度が高い
その結果、初受験での英検1級一次試験合格に繋がりました
2019年9月、英検1級初受験での語彙問題で「正答率 84.0%」 (21/25点)でした


※ 2019年度第2回 英検1級 語彙問題の正誤表 「21/25点 : 正答率84.0%」
正解の半分ぐらいが消去法でたどり着いた印象でした
しかしながら、この一次試験通過の後、面接試験の大きな壁に跳ね返され、私は一次試験免除を使い切りました
④ 一次試験免除を使い切った直後、英検1級一次を受け直した時は単語をかなり忘れてしまっていた (推定8000語まで低下)
私は英検1級での一次試験免除を使い切ったレアケースの人物です
英検1級の二次試験で全敗し、再び英検1級を一次試験から受験し直すハメになりました
この時の試験直前、全く語彙問題は対策できずに試験を受けた結果、かなり単語を忘れていました
2021年1月、2度目の英検1級一次試験での語彙問題では「正答率 60%」(15/25点)でした


※ 2020年度第3回 英検1級 語彙問題での正誤表 「15/25点:正答率60.0%」
「うろ覚え」レベルにまで低下していました
英検1級に出てくるような難易度の高い単語は特に忘れやすいです
⑤ 本格的な英検1級リベンジ (推定10000語)
上記④での大惨敗から気持ちを立て直し、本格的な英検1級リベンジマッチ期間に突入しました
この時も上記③と同様に「パス単 英検1級」のみで挑みました
上記③での初回の英検1級受験の時と同じぐらいの追い込み具合でした
2023年10月、3度目の英検1級一次試験での語彙問題は「正答率 80%」(20/25点)でした


※ 2023年度第2回 英検1級 語彙問題での正誤表 「20/25点:正答率80.0%」
この回で気づいたこともありました
「パス単 英検1級」(第4版)だけだと、このぐらいの得点率が限界かなと感じました
語彙問題、もう少し得点したいな
とも強く思っていました
⑥ リベンジ達成 英検1級合格時 (推定13000語ぐらい?)
ライティングにもっと時間を掛けたかったこともあり、
語彙問題での得点の上積みを試みました
色々調べた結果、一次試験本番までの2ヶ月の対策期間で「でた単 英検1級アプリ」を初めて導入しました



※ 私が実際に使っていた「でた単 英検1級」アプリ (iPhone)
この「でた単 英検1級アプリ」の4択問題をひたすらピコピコやってました
その結果、2024年1月、4度目の英検1級一次試験の語彙問題で、ほぼ満点の「正答率 96.0%」 (24/25点)でした


※ 2023年度第3回 英検1級 語彙問題での正誤表 「24/25点:正答率96.0%」
間違えてしまった1問も2択までは絞れていました
この回の語彙問題は特別に難易度が高かった訳でもなく、詰めが甘かったです。
「スピード感」もあり
語彙問題を全問解くのに10分もかかっていませんでした。
⑦ おまけ 英検準1級再受験 (推定13000語ぐらいを今も維持?)
2026年1月、新形式の英検準1級を受験した時の語彙問題は「正答率 94.4%」(17/18点)でした


※ 2025年度第3回 英検準1級 語彙問題での正誤表 「17/18点:正答率94.4%」
英検1級ホルダーとして、全問正解しなければならなかったのですが、準1級の語彙問題はそんなに易しい訳ではありません。
3. 「高卒ブルーカラー」でも結果を出せた効率的な暗記メソッド
大きなポイントとしては、
難しめの単語は何回も出会え!
です
一度で覚えようとしないで、単語帳を何週も回すの最短最速ルートです
「見出し語」以外はすべて無視するスタイル
細かい追記、例文、派生語。
単語帳を少なくとも10週ぐらい完了するまでは、これらは完全に無視します。
とにかく「一問一答」形式で、単語と意味を脳内で紐付けることだけに特化するべきです。
音声は「1.3 ~ 1.5倍速」で聴きながら、単語帳の「見出し語だけ」見つめて、脳に叩き込む
単語帳の3~5周目ぐらいからは
音声も活用し始めます。
単語帳を眺めながら、音声を聴きます
ただし、等倍(1倍)では遅すぎます。
1.3~1.5倍速で聴き流し、あっという間に1周を終わらせるイメージでやってください。
私は慣れてきたら最大1.5倍速まで引き上げます。
音声で1単語につき、見出し語と1例文が読まれますが、例文は完全に無視してください。
見出し語だけに集中してください。
例文が読まれている間も、「見出し語」だけ見つめ、にらめっこしてください。
次の見出し単語に音声が移ったら、自分の目線も強制的に次に移します。
このスピード感で単語帳を「何度も高回転させる」ことが記憶の定着を早めます。
それに、日々忙しい社会人や学生さんにとって、このスピード感は必要不可欠です
忙しい日々の中でも「単語帳を回せている」と自信になってきます
その英単語の意味は『プラスのイメージ?マイナスのイメージ?』
私の中で工夫していたことの一つに、
「その単語がポジティブなイメージなのか、ネガティブなイメージなのか」
と、どちらかに位置付けるようにしていました
たとえば、英検1級レベルぐらいの単語なら
- galvanize → 「活気づける」→ ポジティブだなぁ
- zest → 「熱意」→ ポジティブだなぁ
- bizarre → 「奇妙な」→ ネガティブだよなぁ
- mishap → 「災難」→ ネガティブだよなぁ
のように、ポジティブかネガティブかで、できるだけ二つに分けていました
単純に覚える手助けになりますし、後述しますが、これは実戦での消去法としても威力を発揮します
英単語の語源もフル活用
どんどん新しい語彙を覚える必要が出てきて、私は語源に関する本も買って読んでいました
具体的には、上記②の初回の英検準1級合格時の前後あたりに、この「英単語の語源図鑑」を買って読みました
(2019年頃)
新しい英単語をどんどん覚えていくのに便利な知識が詰まっていました
特に、「接頭語」(接頭辞)が英単語を覚える上で便利だと思ってます
代表的なものを挙げると
- re- 後ろへ → resilient (回復力のある) ・・・戻ってくる感じ
- ex- 外へ → exodus (大量出国) ・・・国境の外に出てくる感じ
- trans- 超える → transcend (超越する) ・・・頂点を超えてくる感じ
などがイメージしやすいかなと思います。
代表的な「接頭語」を知っていれば、未知の英単語に出会った時も、「なんとなくイメージ」できて、文脈と合わせて単語を推測できることもあります
4. 英検上位級での語彙問題の解き方
積極的に消去法を使おう
実際に私が行うやり方です。
よく「英検1級の語彙は瞬殺ですか?」と聞かれますが、答えはNOです。
上記⑥の、語彙問題で満点近くをを取った時ですら、消去法をフル活用しました。
「この3つは絶対に違うから残りの一つが正解」という判断で正解に辿り着けたものはいくつもありました。
たとえ、選択肢の三つを消去できなくても、二つぐらい消去できていれば、正答率も上がってくるはずです。
語彙問題では1問30秒ぐらいで解きつつ、ハイスコアを目指す
英検に関しては、新形式になった今でも、ライティングの出来が合否を左右するのではないかと、外から見ています。
語彙問題は遅くても10分以内で解いて、尚且つ、ハイスコアを獲得し、「ライティングに時間をできるだけ費やす」ことが、一次通過への最も効率的な方法の一つだと、今も私は見ています。
もし語彙問題で80%以上の正答率を奪取できれば、最悪、長文の大問一つを丸々捨てたって構いません。
長文を捨てる代わりに、ライティングで高得点できれば、全然大した影響になりません
帰国子女や留学経験があって、リスニングがめちゃくちゃ得意でない限り
語彙問題ハイスコア+ライティングでも得点死守
これが引き続き、英検上位級における私たち純ジャパの有効な戦略になると分析しています
5. 【2026年最新版】英検上位級、今から語彙問題対策を始めるならこの教材
上記③の、私が英検1級の一次試験に初回合格した辺りは「パス単一択」でしたが、今は状況が変わっています。
現在では
でた単 > 単熟語EX > パス単
のお勧め順位です
わかりやすく表にしました
| 教材名 | 的中率 | 学習効率 | おすすめ度 |
| でた単 準1級&1級 | ★★★★★ | 爆速(アプリ) | 最強&最短ルート |
| 単熟語EX 準1級&1級 | ★★★★☆ | 高い(紙派向け) | 今はパス単よりこっち! |
| パス単(5訂版) 準1級&1級 | ★★☆☆☆ | 普通 | 買う必要なし |
現在の英検1級語彙の的中率を考えると、『でた単』一択と言っても過言ではありません。
なぜなら、「パス単」は数年前に「第5版」という最新版になったときに、書籍内で扱われている語彙レベルが私の使っていた「第4版」に比べてガクンと落ちてしまったからです。
これは「英検準1級」「英検1級」どちらにも当てはまります
単熟語EXも中身はかなり良いので、「絶対に紙の単語帳が良い」という方には「パス単」より断然お勧めです
まとめると
スマホアプリで抵抗がないならば「でた単」が最強です
絶対に紙で学習したい人は「単熟語EX」です
私のように、英検1級の「語彙問題」で満点が狙えるレベルまで持って来れます
「でた単」に関しては、アプリの値段は2026年5月時点で「1,000円」です!
繰り返しになりますが、合格戦略を考えた時、「語彙問題」でハイスコアを出して、厄介な「ライティング2題」に時間を投入するのが有効だと思って良いはずです
私は、今後、新形式での英検1級を受験するつもりでいますので、英検1級に関しては、その時にまた詳しくレポート致します
そういう意味でも、私は2026年1月に新形式の英検準1級を受験して、要約問題の基礎を磨きました
まとめ:語彙力強化は「才能」ではなく「正しい方法と継続」で攻略
私のような高卒ブルーカラーでも、正しい戦略と「泥臭さ」があれば、語彙力はグングンとアップしていきます
私のように英検上位級の「語彙問題」をも倒せます
今回ご紹介した、「見出し語」暗記方は、TOEICの「金フレ」などにも応用できます
TOEICは単語をどんどん覚えていくだけで、英語初心者さんでも
TOEIC400→TOEIC700
ぐらいはすぐにアプローチできます
Part7とかも随分読みやすくなります
ここまで読んだ皆さんに私から大きいエールを送りたいです!
次はあなたの番なんです!
少なくとも、絶対に私ぐらいにはなれます!
今回は、主に英検の語彙問題に焦点を当てましたが、語彙力は、
読解・リスニング・ライティング・スピーキング、すべてにおける『ガソリン』です。
ここを固めれば、英検準1級合格や英検1級合格だってもうあなたの目の前です
単語をどんどん覚えて上を目指していきましょう!
※ 英検1級の面接(二次試験)に関してはこちらもご覧ください!





